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通り道を辿る
“とびうおの通り道”は、1950年に建てられた海沿いにある小さな小学校から始まります。赤い屋根の木造校舎は、廃校となった今も、島の人たちや卒業生のたくさんの声で、取り壊されることなく大切に保存されています。校舎のちょうど裏側に山王山(さんのうざん)という神秘的な山があり、その頂上(437メートル)を目指して一時間半ほどかけて歩く自然溢れる山道です。
毎年、道沿いの草木にトビウオが飾られます。
山道を抜けた頂上から望める360度の素晴らしい眺めをご褒美に、頂上を目指す道すがら、“通り道”に辿り着いた子どもたちや人々の夢や願いを読んでください。日常の時間から少し離れた、ゆったりと美しい時間を持つことができるでしょう。
平安時代初期、日本の仏教僧である最澄は天台宗の教えを日本に持ち帰るため、山王山から中国に向けて出発しました。最澄の像と奥ゆかしくも親しみのある神社が校舎の真裏にあり、山王山の頂上にはもう一つのお社が、訪れる人々を迎えてくれます。
皆さんにこの通り道の美しさをより知って頂くために、いくつかの写真をご紹介します。
赤い屋根の小さな木造校舎の目の前には海が広がっています。
小さな校舎は通り道へと導いてくれる始まりの地点で、夢のとびうおを保管する大切な「宝箱」です。
そして校舎と校庭は4日間のお祭りの会場にもなります。
あちらにあります!
最初の扉。これが、通り道の始まりです。
山道を進みます…
そして最後の扉。頂上に到着。
山頂からの眺め
山頂からの眺め
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